「今日もワイン日和」

お料理を作りながら選ぶお酒。その瞬間がいちばん幸せです。

心の落雷

最近はほんの少し落ち着いていたわたしの心ですが、まだ本当は解決しなければならない問題が残っていました。


離婚しても、二人の間に子供がいて、さらに元ダンナが問題を多く抱えている以上、わたしの心がすっきり晴れ渡ることはないのだと確信しました。


離婚した方々は離婚したら、どのように元の方々と距離を取っているのでしょう。


わたしは片時も忘れる事ができません。


それは好きとか嫌いとかの執着ではなく、いつか子供たちに突然のお知らせがくるであろうと言う恐怖でした。


そして、その一段として、危うい連絡が今日入りました。


詳しくは書けませんが、その瞬間わたしの心は凍りつき、離婚問題が勃発していた頃と同じ具合悪さが襲ってきました。


動悸がして、一気に奈落の底です。

雷に打たれたようでした。


息子たちに隠すことも出来ず、まず帰ってきた次男に話しました。


ほとんど動揺せず、話を聞き、来月彼方へ行ってくると言いました。


長男は恐らくわたしと同じで使えそうもないので一人でいいと言いました。


話してる最中にわたしが泣き出してしまったので、もう、これ以上お母さんは無理だと判断したようです。


メンタル弱過ぎだと言われてしまいました。


次男にとっては想定内。わたしも予測はしていてもやはり、ダメでした。


離婚には色々あると思います。


もう二度と会いたくない人、野たれ死んでも関わりたくないと思う人もいるかも知れません。


そう思えたらどれほど楽でしょう。


誰かと幸せになって、わたしの知らない世界で暮らしてくれたらといつも願っていましたが、そう上手くもいかず、最後はやはり誰かが関わる事になるし、親も既に他界しているので息子たち以外いないのです。


散々子供たちを振り回しておきながら、さらに子供たちに負担をかけようとしていることも心が痛みます。


わたしは子供たちに負担をかけないよう何とか生きて行こうとしていますが、そうじゃない人もいるんですね。


それでもその責任の一端はわたしにもあるわけですから、罪悪感がまた顔を出します。


結婚して20年で離婚に至り、それまでは本当に仲の良い家族だと思っていました。専業主婦だったので、長い間養ってももらいました。


離婚後も随分助けてもらいました。


結局、紙切れの問題で未だにお互い情がある事が厄介なのです。


これはどちらかが亡くなるまで終わらないのでしょう。


突然落ちた心の中の落雷に気持ちが完全に落ちました。離婚から9年。なにも変わってない自分の弱さが恨めしいです。


大きな山がいくつかあり、そのひとつを考えるため、次男が向かう事になりそうです。