『ペコロスの母に会いに行く』鑑賞
フロマージュさんのブログでご紹介されていた『ペコロスの母に会いに行く』を観ました。
予告編映像お借りしました。
もう溢れる涙を止めることが出来ませんでした。
皆さんがコメントされていたように自分の母と重なります。
私たちの母世代は家業を手伝い、親に尽くし、勝手な夫に口答えもせず黙って従い、姑に尽くし、夫の兄弟にまで気を使い、男性が子育てを手伝うような時代でもなかったので、一人で家事、子育てをしていたように思います。
長崎の方言が心地よく、家から出ちゃいけないと言われ
「でらーん」と言う赤木春恵さんが可愛い。
「もうせんけ」と息子と手を繋いで歩く姿が切なく。
母を思う息子。
息子を思う母。
前半25分過ぎ(駐車場から家まで歩くシーン)から、涙腺崩壊。
母の人生は幸せだったのか?
いつも考えてしまう事です。
父は60歳で亡くなり、その後が長すぎる。
でもきっと勝手な父に最後にありがとうと言ってもらえたこと、幸せだったのかな?
午前中に観て、夕飯食べて又観ました。
じーんとしてなかなか切り替え出来ません。
母を大事にしよう。
けど、弟と母はわたしには見えない何かを感じる。やっぱり息子は特別なんでしょうね😅
わたしもいい歳した息子たちが可愛くて仕方ないです。
飲食で働く次男。
昨日、夫婦で来ていたお客さんに
「いま、あなたの話をしてたのよ」といわれたと。
「目が優しい、あなた素晴らしいわ、きっとお母さんが素晴らしいんでしょう」と言われ、缶コーヒーを渡されたそうです。
わたしがいないところで息子がそんな風に人から声をかけられ、しかもまったく知らない私まで素晴らしいと言ってもらえて、嬉しくてありがたいなと思いました。
ペコロスの母も素晴らしいお母さんでした。
子育て中は大変だけど、その大変さが一番幸せな時間だったと気がつくのはずっと後ですね。
本当に素晴らしい映画でした。
シェアしてくださったフロマージュさん、ありがとうございました。
きっと、また観ます。
いつでも初心に戻れそうな映画です。
生きている事が大事。
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