「今日もワイン日和」

お料理を作りながら選ぶお酒。その瞬間がいちばん幸せです。

安心して泣ける場所

喜怒哀楽が激しいのに、泣くという行為が苦手です。


小さな頃から泣くことなく生きて来ました。


辛くても涙は出ませんでした。


じっと耐えていました。


結婚していた時、夫の前ではよく泣いていたと思います。


わたしが訴える様々な事に対し、大したことないと言った感じで冗談ぽく対応してくれるので安心して涙が流れる。


そんな感じでした。


張り詰めていた緊張、不安が緩んで涙が溢れました。


ただ、笑ってもらえただけでほっとしました。


夫が出て行き、離婚しずっとずっと頑張ってきました。


辛くても悲しくても涙は出ず、じっとじっと耐えている感じです。


安心して泣かせてもらえる環境に戻りたいなぁ。


平気そうにしている事に疲れたなと時折思います。


人の辛い話を聞くばかりで、実は聞いて欲しいのは自分自身かもしれません。


ここ、二週間くらい辛い気持ちをただただ訴える人が続き、最後に「聴いてもらえただけで良かった。」と言いながら帰っていくのですが、やはり、みんな話したい、聴いてほしいのでしょう。現場は命の期限と向き合ってる方もいらっしゃり、わたしの悩みは贅沢と感じることもあるので、助言を控え、共感のみ。



で。アルコールで消化。


酒と泪と男と女。


やってる事は男。


53歳、これからあと30年、まだまだ長いぞ。


良い事に目を向け、ポジティブ思考で生きていく事に時折疲れている自分がいて、それでも、そうしなきゃ潰れてしまう自分がいる。


奮い立たせ、前向きに頑張る。


これはいつか壊れるぞ。


どう、生きたいか。


やっぱり、今の人生は望んでいる人生じゃない気がします。


だからと言って、なかなか行動に移せない。



と、言う、めんどくさい本音でした。