「今日もワイン日和」

お料理を作りながら選ぶお酒。その瞬間がいちばん幸せです。

「最後は人柄」の深い意味

気持ちの良い朝ですね。


お天気だと気持ちも少し晴れます☀️


洗濯物を干しながら深呼吸。


鼻から4秒で吸って、口から10秒で吐きます^ ^




ソファーで横になっているといつのまにか寝てしまい、入眠のストレスがありません。


なので、最近はそれもありと思い、睡眠不足解消のため、途中からベッドに移動したりしています。



息子の仕事はまだ始まっておらず、研修先を探している状態。



よく分からないのですが研修として他企業で仕事をするみたいです。


まるでハケン?
昨日は先方で面談と言われ、行ってみたら自分の会社の入社試験より、正式な試験だったそうです。



ベッドに移るタイミングで息子と話をしたのですが、コミュニケーション力を測るテストと面接で、直接雇用?またはハケン経由で受けに来ていた人と二人同時だったそうです。



コミュニケーションのテストは文章からいらない部分をカットしたり、加える言葉を選んだり、文章を読み解いて自分なら何を選ぶかと言う問題が15問程あったそうです。



聞いてみるとどれを選んでも不正解ではないけれど、文中にヒントが隠されていて、息子はその一言をうまくキャッチし回答を選択。なるほどねーと感心するばかり。


冷静な判断力、緊張の中での集中力が試されているのでしょう。


会社は協調性や業務遂行能力を面接やテストを使って判定していきます。


最後は人柄と言うけれど、人の良さだけではなく複雑です。



コミュニケーションという名の人間力を見ているのでしょうね。


一緒に受けた人の回答を聞いて、息子は自分なら途中で帰してあげたかもと言ってました。


それほどだったそうです。


それも面接官の力量でしょう?


二人だから仕方ないかも知れませんが、採用の可能性がない人の面接に時間を掛けるのは双方にとってメリットがありません。



面接官は人事のプロなので直ぐにわかるはずです。


わたしはこれまで受けた面接全4回を通して色々と学びました。


まとめて10人以上の面接は一人15分〜20分で、質問が決まっていました。


退職理由や長所、短所。



それ以外は1時間で深く探ってきました。
最初の法人は最初から年齢で断られたので取る気無しとわかりました(なのに思わせぶり)。



技術者なら、これまでの実績、実力を知りたいと思います。コミュニケーション能力があっても仕事が出来なければ意味がないからです。


最初に就職した会社はSEの固まりだったので、今で言うアスペルガーの人も多く、理系の大学や専門学校を卒業した、コミュニティ障害の人も数多くいました。


黙々と仕事をして、周りとまったく関わらない人も中には居ました。


業務時間内は自由に遊んでいて、夜中に集中して徹夜で仕上げたり。


遊んでいても頭の中で回路を考えているので、集中力が増した瞬間に一気に作り上げていたのだと思います。(元ダンナ)


業種が違うと求められるスキルが変わりますが、今はコミュニケーション、コミュニケーションとうるさいくらいです。



だから、発達障害の人が悪目立ちし、精神的に病んでいくのだと思います。



前職はスキルは必要なく、従順な事がすべて。



SE(プログラマー含む)の世界とは大きく異なりました。



わたしが技術者だったら、経験値を全面に出して実績をアピールしたいところですが、何にもアピールするものがなく、寂しい限り。


結局は地頭の良い人を企業は欲しいのでしょうね。


息子たちに学歴はありませんが地頭がよく、素直で人あたりが良いのです。


企業が欲しいのはここ。
 
素直な人は喜ばれますね。



息子に今回ダメだったらどうなの?と聞いてみました。


気にしない、そこだけじゃないし。


あー、この受け入れ力。


息子を通し年配者は学ぶことばかりです。


素直な人は伸びるし、使いやすいし、コミュニケーションも取りやすい。


さらに地頭が良ければどんな仕事をしても自分なりに工夫するでしょうね。


息子たちは父親の遺伝子をしっかり受け継いでいると言うこと。元ダンナも似たような性質です。


地頭が悪く、就活を通しコミュニケーション力が低い事が分かり、素直じゃなくて、機転の効かないわたしの行く末は絶望的。


パンとスープとネコ日和の2冊目
「福も来た」の中でお店のこれからを迷う主人公アキコにお寺の住職の妻が言います。


「迷ったり悩んだりするからこそ、前に進めるんじゃないですか。でも気持ちの根っこの周辺の表現の仕方は変わっても、根っこは変えないのが大事だと思いますよ。今は平気で自分の利があるように、都合がいいように根っこを変える人が多いから」


アキコはこれを聞いて


「根っこがちゃんとしていればいいんですよね」と答えます。


根っこがちゃんとしていれば枯れる事はないと。



人は迷うし、ブレるし、自分を信じられなくなったりするけれど、根っこを枯らさない限り、希望はある。


自分の迷いの教科書は人との何気ない会話だったり、SNSだったり色々ですが、まだこんなふうにプラスに捉える事ができているうちはすべてから見放されたわけじゃないと考えてます。


落ち込んでも働かなくていい選択は出来ないから、次に行かなきゃならない。


そんな心境の朝です。