「今日もワイン日和」

お料理を作りながら選ぶお酒。その瞬間がいちばん幸せです。

息子が初めて結婚式に呼ばれた日

息子を採用したバイト先の店長さんの結婚式に出席した息子。


今は育休中ですが、店長になって初めて面接し、採用したのが息子だったそうです。


年齢も近く姉御肌の店長と意気投合した息子はプライベートでも仲良くなり、結婚前からしょっちゅうバーベキューや飲み会をしていました。


出産後も家に遊びに行ったり、出かけたりしていて本当に仲が良い。


そんな店長さんが結婚式をする事になり、少し前に参加してきました。


ご祝儀袋の書き方や金額、ピン札の準備と

一つ一つが勉強。


帰ってきて席表を見せてもらうとほとんどが新婦側の招待客でした。


新郎も同じ職場なので「職場関係」が主でしたが、新郎だけの招待客はゼロです。


なんと親、兄弟、親戚、友人もゼロなんです。

(ご両親は健在で兄弟もいるそうです)


私は離婚後、子供達が結婚する時、こちら側の参列者がほとんど居ないだろうと考え、気が重くなっていました(自分がしてもらった事が出来ないと)。


あっ、今のところ、どちらの息子も結婚の予定はありません😅


自分の時は双方の親族や会社関係、友人、知人で200名のご招待。


子供を産めばあちこちからお祝いが届きました。


たくさんの方から祝福された自分を思うと悲しくなったです。


父がお葬式に行くたびに

参列者の多さで生き様、人柄を表していると言い続けたことも一種の洗脳かも知れませんが、完全に洗脳されていました。


父とわたしは見栄っ張り?


息子は何にも感じなかったようで新郎の方は両親と折り合いが悪いんじゃない?程度で気にしてないのです。


店長が幸せそうで楽しかったと写真をいっぱい撮って帰ってきました。



わたしはガツンと頭を殴られた気分でした。


主役が幸せそうで、本当に招待したい人を呼んでの結婚式。


最後は新婦両親への手紙で新婦は大号泣だったそうです。


昨年、結婚した同僚の息子さんもコロナで式が何度も延期され、同僚(新郎母)の兄弟もコロナ禍で人が集まるところに行きたくないと言い参加せず、親族は同僚(母)と新郎の兄夫婦の三人のみ。


新婦側も何も言わなかったのに合わせてくださったのか両親と妹さんだけだったそうです。


今は時代も変わり、参加する息子たち世代の考え方も様々なのかもしれません。


感動したわたしは翌日、結婚を控えている若い職員さんにこの話をしました。


バランスとかそんな事に拘る必要ないんだね!と。


心の荷が少し降りた気がしました。


両親が参列しない結婚式に参列しても若い世代は気にも止めない。


わたしは体裁ばかり気にしているのかな?


可哀想と決めつけているのかな?


色々考えましたが、心が軽くなったのは事実です。


さて、ブランチにルバーブのスコーンを食べました。昨日は早く食べたくてレンチン、今日は書いてあった通り、アルミホイルに包んで焼きました^ ^



ルバーブ、初めてでしたが美味しかったです。