思うこと・・・
昨日、返したこちらの本。
不登校経験者と内田也哉子さんが対談する形で構成された本でした。
当事者が親の理解が得られず苦しむのはよく分かります。
引きこもろうが中退しようが、それでも世の中で活躍している人がもっともっと取り上げられたたら、親たちの心配って軽減されるんじゃないかと思うんです。
学校だけが全てじゃない・・・
学業は選択肢の一つみたいな。
でも残念ながら今の日本はそうじゃないと思うんです。
韓国もそうかも知れないけれど、日本だってずっと学歴社会です。
だからいい大学を出なきゃ就職できない・・・
(学歴があっても思いが叶わなかった方々はそれが全てじゃないと言いますが)
今はお笑いの人も高学歴です。
わたしが若いころはとんねるずだって、ダウンタウンだって高卒でお笑いをしていました。
今は違いますよね・・・
学歴のある人がどこの世界にも進出しています。
スポーツ選手だってそう。
だからこそ、不登校になったら親は心配になり、なんとか学校に行かせようと必死になる。
そして親にも理解してもらえないと距離が出来てしまう。
不登校でも中退でも活躍している人がどんどん発信し、自分らしく生きて優雅に暮らしていたら、希望が持てると思うんです。
でもほとんどの場合、いじめられたら手を上げよう、声に出して訴えよう、大人が理解を示そうというものばかり。
いつも違和感を覚えます。それじゃ何にも変わらない・・・
親の意識を変えない限り、傷つく子供たちは減らないと思いました。
何十年も引きこもった人の相談を多数経験しています。
親が高齢化し、生活を支える兄弟の苦悩も目の当たりにしました。
躓きを物珍しくとらえず、よくあることとし、いつからでもやり直せる世の中だといいなぁと常々思っています。
うちの息子もそうだから、余計そう思います。
今日はとんかつ・・・
白米、お味噌汁、先日作った煮浸し、昨日の残りのサラダでした~
アルコールはスーパードライ。
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