「今日もワイン日和」

お料理を作りながら選ぶお酒。その瞬間がいちばん幸せです。

有料老人ホーム

わたしが身元引受人をしている伯父は有料老人ホームに入居しています。


要介護「1」なので特養には入れません。


短期記憶は怪しいけれど昔の事はよく覚えています。


幼少の頃に伯父の祖母から、ハンカチやティッシュ(伯父は鼻がみと言う)をきちんとポケットに入れて出かけるよう躾られていたクセが今も残っていて、施設の共同の場の手拭きティシュを4つ折りしてポケットにしまってしまうと苦情が来ました。


一度目は共同のティシュを使いすぎるので負担して欲しい。


二度目はポケットを縫っても良いか?


三度目は個室にティシュを詰められるだけ詰めて良いか?(負担金5,000円)


どのお願いに対しても全く愛が感じられず、結局は経営が上手くいかず、少しでも取れるところは入居者から取ろうと言う気持ちが前面に出ていました。



二度目の苦情の時、とりあえずポケットは縫ってもかまわないと伝えたが、身体拘束に繋がるのでやりたくないと3回目の連絡で言われました。


今の施設は2箇所目で1箇所目は夫婦で半年程入っていたけど、伯母が亡くなり高額な施設だったので転居。


今回のところはソンポケアの大型ホーム。


入居の決め手は以前は機能訓練を行うのに外部施設に移動していたので別料金がかかり、負担が大きく、合わせると一月40万円近くになっていたのです。


今のところには常設の機能訓練室があり、理学療法士も常駐しており、他の設備も整っていました。入居時にまとめて頭金を払いました。


これで体力温存も見込めるし、施設内が豪華で広く歩く練習にもなると考えたのです。


何箇所か見学した結果、わたしの家からはだいぶ離れるけれど環境も良いし、何より伯父の弟がソンポケアに知り合いが入居し、評判が良いと聞いていたのが決め手に。


ところが入居してみるとかなり酷かったのです。


入居前に確かめた時は週2回訓練をしますと聞いていたが、本人が行きたがらないので無理強いは出来ないと言われ、一度も利用なし(以前の施設では通所して機能訓練を受けていた)。


レクリエーションも一切参加していない。


理由は伯父がやりたいレクがないと言う理由。確かにそれはあるかも知れない。


身体を動かして欲しいので個人で新聞は取らず、リビングに行って読んでもらうようお願いした。


わたしが会いに行くと割とリビングにいたので良かったと思っていると、一人目のケアマネに


「個室に戻ると直ぐ寝ちゃうので起こすのが大変だからリビングに連れてきてます。」


と信じられない事を言われたこともありました。


今回、わたしから負担承諾の返事を絶対もらおうと思っていたらしく、あちらも引き下がりませんでした。


わたしも納得いかなかったので、例えばなぜティシュを入れてしまうか、話を聞くなり、半分しか入らないように半分縫うとか、考えて欲しかったけど、お金、お金、お金なのでがっかりしました。



わたしがそう受け取った事に対し、説明の仕方が悪くてすみませんと謝っていましたが、それでも引く事はなく、わたしが今日はこれ以上話しても平行線なので、やめませんか?とそこまで伝えても引き下がりませんでした。


最終的にまた余計な事を言うケアマネ。


「今後お叱りを受けないようにしますので・・・。」



お叱りってなんでしょう。


昨日はポケットのないズボンやシャツを探しに行きましたが、どこを探しても見つからず。


一人ランチをする事に。


ネットで調べてキッシュのお店に向かうとなんと斜向かいに素敵な看板が。


引き込まれるようにそちらへ入ってしまいました。



何に惹かれたかって?


白ワイン、赤ワイン、1時間千円飲み放題。



長くなってしまったので続きます。